令和6年11月29日(金)に生成AI研究会(ChatGPTのAPIを利用したチャットボット作成のススメ)を開催しました。
生成AI研究会(ChatGPTのAPIを利用したチャットボット作成のススメ) - ふくいDXオープンラボ | Doorkeeper
開催概要
日 時:令和6年11月29日(金)18:00~ 20:00
会 場:ふくいDXオープンラボ(坂井市丸岡町熊堂3-7-1-16)
参加者:12名
講師:村田知也 氏(福井県立大学 情報センター 准教授)
資料: https://fpuitl.org/ ※リンク先、第2回資料
実施内容
1.生成AIの最新動向
約2か月ぶりの開催ということで、まずは生成AIの最新動向としていくつかの新しいサービスの紹介がありました。
・Genspark:Googleの代わりとなる、検索をしてくれる生成AI。複数のソースから結果をまとめてくれ、信頼性も高い。
・NapkinAI:文章を入力すると、説明に最適な図を作成してくれる。発表資料用の図の作成に最適。
・SunoAI:曲名や音楽スタイルを指示すると曲を作ってくれるAI。
・HedaAI:顔画像と音声データをアップすると音声データに沿って口の動きを付けてくれるAI。
どれも無料で試せてかなり実用的なため、業務にも取り入れられるのではないでしょうか。
2.チャットボットの作成体験
続いて、生成AIのチャットボット作成体験を行いました。Pythonでプログラミングをするため、まずGoogleColaboratoryというサービスを使ってPythonの環境を整えました。その後、村田先生のChatGPTのAPIをお借りしてプログラムを入力し、AIと会話するデモを体験しました。僅か20行ほどのコードでAIと会話するデモを実行することができました。またその後はユーザが保存したpdf情報を元にチャットボットが応答するようにカスタマイズする方法も体験することができました。外部に公開したり、社内情報と紐づけるには更なるプログラミングが必要ですが、チャットボットを作るイメージは得られたのではないでしょうか。
3.意見交換と今後について
最後に、参加者に今回の研究会の感想や生成AIを使ってやりたいことがあれば共有していただきました。会社への問い合わせ用チャットボットや社内のデータベースを検索してくれるチャットボットを作りたいという声がありましたので、次回も引き続きチャットボット作成の内容を続けることも検討しています。
本研究会は3か月に1度程度の頻度で生成AIをテーマに実施しています。毎月新たな進展がある業界ですので、こういったイベントを利用して最新情報をキャッチアップしたり、自社の開発方針の策定の参考にして頂ければ幸いです。開催する際はDoorkeeperで募集いたしますので、ご興味ある方はご登録をお願いいたします。
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