ふくいDXオープンラボは、福井県立科学技術高等学校の情報工学科1年生の生徒をDXラボに招き、IoTやAI、VRといった最新DX技術を、体験しながら学べる体験授業を実施しました。
実施概要
<日 時>
令和4年12月15日(木)
9時30分~11時30分
<会 場>
ふくいDXオープンラボ
(坂井市丸岡町熊堂3-7-1-16)
<参加者>
情報工学科 1年生:36名
(引率教員:2名)
ふくいDXオープンラボ:4名
<内 容>
①「MESH」で簡単IoT実現
②「Raspberry Pi」と「Python」で簡単機器制御
③VR機器「Meta Quest 2」によるメタバース体験
1.「MESH」で簡単IoT実現
簡単IoTツール「MESH*」の体験では、
・各タグ(ボタン、センサなど)
・できること(音を鳴らす、カメラで写真を撮るなど)
の説明を始めに少しだけ行い、後は生徒の皆さんの想像力に任せて、自由に機器をつなげてプログラミングをしてもらいました。
※MESH:PCやタブレット端末に無線で接続できるプログラミングツール、専用アプリでノーコードプログラミングが可能。
体験の最後には、各チームで作成したものを発表してもらいました。面白い効果音をたくさん鳴らすなど、プログラミングによる仕組み作りが楽しくできていたようです。
2.「Raspberry Pi」と「Python」で簡単機器制御
「Raspberry Pi*」と「Python*」の体験では、モータやカメラなどの機器をプログラミングで動作、制御する実習に取り組んでもらいました。
※Raspberry Pi(ラズベリーパイ):Raspberry Pi財団によって開発された小型コンピュータ、小型かつ安価で最低限の機能は揃っていると人気。
※Python(パイソン):分かりやすく実用的と人気の汎用プログラミング言語。高校の情報の授業でも学習する。
生徒の皆さんはまだ1年生で、ソースコード等はこれからの学習だったかもしれませんが、最後には皆さんが機器を動かせるまで体験できていました。
3.VR機器「Meta Quest 2」によるメタバース体験
VR(メタバース)体験では、生徒の皆さんのほぼ全てが初体験ということで、最初に「VR」というものがどのようなものか、どのように見えるのかを全員に体験してもらいました。
引率の先生も興味津々だったようで、先生にもVRの世界を体験していただきました。
その後、時間の都合で各班2人だけの体験となりましたが、VR(メタバース)空間の中でコミュニケーションを取ったり、情報共有をする場合に、どのような方法があるのかを具体的に体験してもらいました。
アバター同士のハイタッチで盛り上がったり、相手のアバターを通じて動きが見えるのでじゃんけんをしてみたり、書いたものを即時共有できるホワイトボードに自由に書いてみたりなど、とても楽しそうで盛り上がった体験となりました。
最後に皆さんで記念撮影をし、終了となりました。
ふくいDXオープンラボは、県内産業のDX推進の一環として、若い人材の育成も支援しております。
また、本授業でも取り扱ったVR(メタバース)体験は、ふくいDXオープンラボの開館時間中はいつでも体験可能です!
開館日・時間:平日および第2・4土日 9時00分~17時00分
ぜひ、ふくいDXオープンラボまでお越しください!
(追記)
12月16日の福井新聞にて、本授業をご紹介いただきました。
こちらには掲載できませんが、お持ちの方はぜひご覧ください!
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