ふくいDXオープンラボは、DXラボが独自で開発した、オリジナル人流センサーを活用したIoT実証実験を開始します。
実験を希望する企業に3ヶ月機器を無償で貸し出します。
実証実験の目的は、IoT機器の利用の必要性は理解しているものの、費用対効果や技術的なハードルで利用を躊躇している企業が多いことから、県内企業に設置し現場で体験することにより、IoT機器によるデータ化の利便性と必要性を体感するとともに、その内容を広く周知することで県内企業のDX推進の一助とすることです。
第1号の案件として令和4年1月25日(火)から、株式会社鯖江第一ホテルと連携し、浴室人数のモニタリングの実証実験を開始しています。
1.概要
オリジナル人流センサーは、
〇ふくいDXオープンラボが独自で製作したもの
〇光電センサーをRaspberry Pi (ラズベリーパイ)*で動作させ、人の通過をカウントする仕組みで、比較的安価かつ簡単なプログラ
ミング知識で作成可能
○希望する企業に無償で貸出しを行う
○活用方法については、ふくいDXオープンラボの専門家が適宜アドバイスを実施する予定
といった実験機器になっています。
※Raspberry Pi (ラズベリーパイ):CPUや周辺機器など、最低限の部品による小型で比較的安価なコンピュータ
2.対象
実験を希望し、以下の条件を満たす県内企業を対象とします。
・設置について、事前にふくいDXオープンラボの専門家のアドバイスを受けている
・データ等の共有や、ふくいDXオープンラボからの照会、調査に同意している
3.期間
貸出しの期間は3ヶ月です(希望する場合、協議のうえで期間は延長できます)。
4.貸出機器
オリジナル人流センサー 一式
(入退室の人数を確認するためには、インターネットでブラウザに接続できる機器(PC、タブレット等)が必要です。
機器およびインターネット環境は、企業側でご用意ください。)
5.成果およびデータ
オリジナル人流センサーは、空間への入退室人数や在室人数をデータ収集し、グラフによる見える化や、混み状況を通知するといった活用法が考えられます。
ふくいDXオープンラボは、利用状況やデータ等から、より精度の高い入退管理の方法を検証し、福井発のDX推進モデルの一つとしての普及を目指します。
6.第1号実験について
本実証実験の第1号が、令和4年1月25日(火)より、株式会社鯖江第一ホテルにて始まりました。
この第1号実験では、浴室の人数を把握し、浴室人数の見える化や、混み具合の通知ができるかの実証実験を行います。
7.申請方法
実証実験を希望する企業は、以下の人流センサー貸出概要をご理解いただいたうえで、問い合わせ先までお問い合わせください。貸出し可となった場合には、利用申請書を提出する必要があります。
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